いざという時に焦らないために

ほとんどの面接では最後に逆質問の時間が設けられているため、多くの人は「逆質問がある」と想定して行動していることでしょう。少なくとも4~5個は用意しておきたいところですが、「考えても思い浮かばない!」という時もあるかもしれません。そのような場合にどうすればいいのか、事前に知っておくと焦らずにすみますよ。
面接で生じた疑問を質問する

面接で話を聞いているうちに「これはどういうことだろう?」「どうしてこうなるのか?」と疑問が湧くことがあります。そうした疑問を逆質問として投げかけるのも有効な方法ですよ。疑問の解消だけでなく、入社後のミスマッチを防止したり、入社意欲をアピールしたりすることにもつながります。
面接のお礼と熱意を伝える

逆質問がどうしても思い浮かばないからといって、「大丈夫です」「特にありません」など、一言で済ませる答え方は避けましょう。印象が悪くなりますよ。正直に思い浮かばなかったことを伝えつつ、面接への感謝と熱意を伝えましょう。「関心が低い」という印象を避けられます。
また、面接官によっては「きちんとお礼を伝えてくれて礼儀正しい人だ」と評価し、好印象につながることもあります。「本日はありがとうございました」だけでなく、「○○さんのお話をお聞きして、御社で働きたいという気持ちがさらに強まりました」といったように、面接を通して感じたことや意気込みを添えると、さらによい印象を与えられますよ。
そもそも逆質問の機会がなかったら?

面接の最後に逆質問の時間を設けている企業がほとんどですが、すべての企業がそうだとはいえません。逆質問自体を設けていないところもあります。そのような場合に備えて、逆質問がなかった場合の対応も知っておきましょう。
逆質問の機会がない場合、こちらから無理に質問する必要はありません。むしろ、不自然な印象を与えてしまいます。逆質問が求められなかった場合はそのまま面接を終えましょう。
また、面接終了後にメールで問い合わせるのも1つの方法です。電話で質問しても構いませんが、タイミングが合わずに話せないこともあるので、メールのほうが無難です。
メールで質問する際は、「お世話になっております。本日面接を受けさせていただきました○○と申します。」と名乗り、「1点、質問がございます。」と用件を伝えた後、「本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。」とお礼を伝えるといいでしょう。ただし、条件や待遇面についての質問はNGですよ。このタイミングで尋ねるのは失礼にあたる可能性があります。内定後に確認するようにしてくださいね。
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